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相次ぐ高速道路でのバイク事故と未然に防ぐ高速道路走行術

Posted in 高速道路でのバイク事故

高速道路での事故の実例とプロテクター

知り合いの高速道路上での事故事例です。

彼は十分に経験を積んだベテランライダーでもあり、その時乗っていたバイクも日ごろから慣れ親しんだものでした。

制限速度を多少上回る程度の一定速度で流しながら、それより遅いペースの車列があれば追い越ししていたらしいのですが。

トンネルに入る直前に、すごい勢いで後ろから近づいてくる光芒に気づいて、速やかに走行車線に戻るべく合図を出して走行車線に入るのと同時ぐらいに。

「あれは速度差100km/hはあった! GT-R?」

は多少は盛っているかもしれませんが、予想よりも早いタイミングかつ近いところを抜かれたそうです。

驚いて多少フラついたぐらいであれば、すぐ収束させる程度の腕はありそうな人ですが・・・

そこでトンネル内の管理用歩道の路面が1段高くなった部分の壁の衝突痕が目につき、ついついそれを凝視してしまい、目線に吸い寄せられるように壁に頬ずりしにいってしまったんだとか。

転倒は免れたことと、直前に追い越した後続車両は早期に異変に気づいてスローダウンしてくれたので、ことなきを得て(本人は無傷)自走で帰宅できたとのことです。

とはいえ、バイクの左バーエンドと左カウルの一部とウインカーはガジガジ、上着とグローブの拳から左の肘にかけての前腕部と左ひざ側面も溶けるように擦れて、一部穴があいていました。

このように決して無茶な速度を出しているわけでもないベテランライダーといえども、一瞬の気の緩みが原因のミスが尾をひいてしまうだけの速度で走っている環境が高速道路ともいえます。

本人の言う「タイルだったから(適度に滑って)この程度で済んだ」もあるでしょうが、各部ともしっかりとプロテクターが入っていたからこそともいえます。

単独であろうとクルマ絡みだろうと、過失要因がどこにあれ、だれにあれ、最終的により痛い思いをするのはライダー自身です。

高速道路での安全な走行方法

自分だけがきっちり制限速度を守っていれば安全というものではありません。

  • 流れに乗る
    • 周りとの相対的な速度差をなくすことにより、周囲の観察をしやすくなる
    • 速すぎはもちろんながら、遅すぎて流れを乱すのも問題
    • 流れより遅いと、より多くの後方への注意の振り向けが必要となる。
    • 合流・車線変更では相対速度が0km/hになるようしっかり調節
  • 危険(を感じたもの)に近づかない
    • 運転の荒い/粗いドライバー、ライダー
    • 荷物の積み方が危なっかしいトラック
    • 運転の拙い初心者、高齢者
    • 車間と走行ライン(突発事項の認知判断に足る、逃げるスペースの余裕)
  • ムダ・ムリ・ムラのない走行
    • 周りから見て予想外のことをしない
    • 自分の意図や行動要因を周りが理解してくれる
  • 路上に「敵」を作らない
    • 周りに危険を感じさせる走り方をしない
    • 周りをイラつかせる走り方をしない(意味不明ブレーキ、度を越した低速、追越車線での並走)
    • 変な意地を張らない

要はクルマ・バイクを介したコミュニケーションと協調が重要といえるでしょう。